電信柱と電柱
どうも、白髪ゴリです
私たちが普段何気なく見ている電信柱ですが、電柱とも言いますよね
では、「電信柱」、「電柱」なにか違いがあるのでしょうか
なんでそんな区別を考えなきゃいけないのかと思うかもしれませんが
消防も公務員ですし、報告書などでは正確な言葉遣いをしなければなりません
そして、何より、電信柱なんて消防とは関係無いと思いますが、案外繋がりはあります。
では、見ていきましょう!
電柱:電力会社が家庭や工場に電気を送るために道路上に設置されているもので、正式名称は『電力柱』といいます。
電信柱:NTTなどの通信会社が電話回線や光ケーブルを各家庭に届けるためのもので、『電信柱』がそのまま正式名
称です。
電力柱と電信柱をしっかりと見分け、報告書を作成するには
1つ目として、各柱には管理プレートが付けられていて、それを確認する
2つ目として、電力柱の何本か一本には柱状変圧器(トランス)という灰色のバケツのような設置されています。
柱状変圧器は電力柱のみ付いているので分かりやすいです。
また、地方によって様々な呼び方があります
電力会社の名前を頭に付けて
・北電柱(北海道電力)
・東電柱(東京電力)
・関電柱(関西電力)
・中電柱(中部電力)
などと呼ばれています。
何気なくある電柱ですが違いはしっかりとあるんですね
もし、何か電柱で自分への不具合があったときに、こんな使いわけをして電力会社などへ電話したら
「おっ、この人は分かってる人だな」「早めに対応しなきゃ」
なんてなるかもしれないですね(笑)
次回は実際に消防に関係がある、電力柱についている柱状変圧器について書いていこうと思います。