ルーメン、カンデラ、ルクス
こんばんは、白髪ゴリです。
今回は法律関係から少し離れ、光の単位について書こうかと思います。
みなさんも、個人装備のライトや、投光器、車のライト、ヘッドキャップ、身近なところでは自転車のライト等、いろいろな場所で光の単位を見ることがあるかと思います。
光束【ルーメン:lm】、光度【カンデラ:cd】、照明【ルクス:lx】。どの単位がどういう意味を持っているか分かりますか?
こんな図が一番イメージしやすいかなと思います。
⑴ルーメンとは、光源から全方向360°に放射される光全体の量を表す照明用語です。
⑵カンデラとは、光源から特定の方向に照射される光の強さを表す単位です。照らす方向によって数値は大きく変化します。
⑶ルクスとは光源から照射された光に照らされたある面の明るさを表します。
照らされた面の明るさなので、光源からの距離や角度によって大きく変動します。一般的に蛍光灯を使用した部屋(床)の明るさ表記に用いられる事が多いです。
ここで⑴から⑶までを図を見て考えると、同じルーメン値であれば照射角度が狭くなれば狭くなるほどカンデラの値は高くなりますね
消防のライトはルーメンの表記が多いですよね。ただルーメンの値が大きいだけでは遠くの目標物を明るく照らせるかどうかは分からないということですね。
ルーメンの計算方法としては、「ルクス」×「面積(平方メートル)」=ANSIルーメン です。
車のヘッドライトの性能を示す値としてはカンデラが使われます。
カンデラの計算方法としては、1カンデラ=「ルクス」×「距離」×「距離」です。
ルクスの計算方法としては、1ルクス=「1ルーメン」÷「面積(平方メートル)」です。
計算までするのは難しいと思いますが、どの単位がどういう意味で使われているのか分かっていると理解しやすいですね!